項目
1. 何故省エネルギーのレベルを高めたいのか
2. ゼロエネルギー住宅にグレードアップ可能
3. 未来の省エネルギー住宅の姿
4. 低炭素住宅の認定
5. 認定低炭素住宅のメリット・デメリット
6. 低炭素住宅が義務づけられた時には
7. 認定を取るための基準
国は次世代省エネ基準の誘導的な措置として「低炭素建築物認定制度」をスタートさせました
低炭素住宅は将来の省エネ住宅の新しい姿です。
1.何故省エネルギーのレベルを高めたいのか
40年前に比べて今の日本人の暮らしはあらゆる面で向上しましたが、その事により家庭での消費エネルギーも2倍以上となりました。
このままでは、次世代に一次エネルギー(石炭・石油・天然ガス等自然から得られるエネルギー)を残してあげられなくなる可能性があります。
未来を担う子供たちの為に消費するエネルギーの少ない家を建てて行く事が大切になりました。
低炭素住宅とする事で地球温暖化(海洋の酸性化)の抑制や、一次エネルギー消費量を少なくする事が出来ます。
2.ゼロエネルギー住宅にグレードアップ可能
工房アヤの注文住宅は省エネルギーな低炭素住宅の性能を持っていますので、月々の光熱費が安くとてもお得です。
夏は涼しく冬は暖かく大変居心地が良い健康で幸せな暮らしの出来る住まいです。
さらに地球レベルで省エネルギーを考え私達の子供達や次の世代を想う時二酸化炭素発生をゼロにする省エネな暮らしの出来る住まいが望まれます。
工房アヤの低炭素住宅は将来太陽光発電設備を装備する事でゼロエネルギー住宅とする事が出来ます。
3.未来の省エネルギー住宅の姿
図のLCCM住宅とは住宅の建設時から運用時、解体廃棄時まで全てのCO2発生エネルギー量を計算し、省エネルギーに取り組むと共に太陽光発電などを利用した再生可能エネルギー創出により、住宅の全過程の消費エネルギー量のCO2収支をマイナスにする住宅の事です。
新しい省エネルギー住宅の姿=低炭素住宅のイメージ
①地熱利用基礎
連続する断熱気密層②③④
②天井断熱材-240mm
③壁断熱材-90mm
④地熱利用基礎の断熱材-60mm
⑤窓LOW-E 樹脂枠窓 複層ガラス
⑥東西窓日よけ・カーテン
⑦エアコン
⑧設備機器の高効率化
⑨節水対策
⑩太陽光パネル
4.低炭素住宅
工房アヤの注文住宅は、低炭素住宅仕様となって
いますので、認定を受ける事が出来ます。
認定の為の申請費用、書類作成費用がかかります
がメリットも多くあります。
認定低炭素住宅は平成24年12月に施工されたエコまち法に含まれるもので、低炭素住宅の認定制度としてスタートしたものです。
認定が適用されるのは市街化地域に建築する場合となります。
5.認定低炭素住宅のメリットとデメリット
認定低炭素住宅のメリット
省エネルギー性が高いので毎月の光熱費も
安くなり家計にも優しい
イ)省エネルギーにする事で、CO2(二酸化炭素)の発生を抑制して環境を汚さない
ロ)減税・控除・金利のメリット(2018年5月現在)
■住宅ローン減税の優遇制度
・最大控除額が年間で一般住宅400万円まで
・認定低炭素住宅は500万円まで
・10年間適用されます
■直系尊属からの住宅資金の贈与税の特例
(~2020年3月31日迄)
・一般住宅は700万円まで贈与税は掛らない
・認定住宅は1200万円まで贈与税は掛らない
■登録免許税
・所有権移転登記
一般住宅0.3% → 認定低炭素住宅0.1%
・所有権保存登記
一般住宅0.15% → 認定低炭素住宅
■フラット35S(金利Aプラン)
当初10年間 金利引き下げ幅0.25%
■控除額
標準的な性能強化費用相当額の10%
(上限65万円)※住宅ローン減税との併用不可
認定低酸素住宅のデメリット
イ)認定を受ける為の申請費用がかかる
ロ)申請の書類作成費用がかかる
6.低炭素住宅が義務付けられた時
近い将来に義務付けられた時には認定のない建築物は既存不適合建築物になりますが、認定を取っている建築物は市場において資産価値を高く保つ事が出来ます。
7.低炭素住宅の認定を取る為の基準
工房アヤの注文住宅 認定低炭素住宅の基準を満たしていますので下記内容をご確認下さい。
基準1
平成28年省エネ基準同等の断熱性能を確保するUA値(外皮平均熱貫流率)ηA値(平均日射熱取得率)が地域区分ごとに認定された基準値をクリアすること。
基準2
平成28年省エネ法に定められた基準の一次エネルギー消費量が家電を除く暖冷房・換気・給湯・照明・太陽光発電等により算出された基準一次エネルギー消費量より10%以上削減すること。
★一次エネルギー消費量の計算(参考)
住宅で実際に一次エネルギー計算をするには
石炭や天然ガスが電気や都市ガスと言った
二次エネルギーになって使用されている空調や
冷暖房設備などの機器類が消費するエネルギー
を合算して計算する事で省エネ法の一次エネルギー
の計算を行います。
上記の方法により算出された「設計一次エネルギー
消費量」が省エネ法の求める「基準一次エネルギー
消費量を10%以上下回る値にするように計算で
確認します。
※省エネ法(エネルギー仕様の合理化に
関する法律)とは日本の省エネ政策の
根幹となる法律で住宅建築物、工場等、
輸送、機械器具等の4つの分野が直接
規制されています。
基準3 工房アヤは下記項目の内、7と1で対応します
低炭素化に資する措置をする
(以下8項目から2項目を選択)
1.節水トイレ、節水水栓、食器洗浄機
2.雨水、井戸水又は、雑排水利用の為の設備
3.HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)
4.再生可能エネルギー利用の発電設備及び
それと連携した定量型蓄電池の設備
5.屋上、壁面の緑化等のヒートアイランド対策
6.住宅性能表示における劣化対策等級取得
7.木造住宅である事
8.高炉セメント又はフライアッシュセメントを
構造耐力上主要な部分に使用すること
♤注文住宅スマイルハウス | ||
①スマイルハウスの性能 | ||
・地中熱利用基礎 | ・耐震性能 | ・樹脂枠ペアガラス窓 |
・断熱性能 | ・きれいな空気 | ・低炭素住宅 |
・長期優良住宅 | ・結露対策 | ・遮音性能 |
・構造材(無垢材) | ・防火性能 | ・防蟻性能 |
②スマイルハウスの仕様 | ||
・外壁 | ・屋根材 | ・屋内の壁 |
・窓 | ・床材 | ・遮熱材 |
・棟換気 | ・断熱材(熱を伝えない材料) | ・住宅設備 |
・ツーバイフォー工法 |
①スマイルハウスの性能
②スマイルハウスの仕様